こんにちは、ヘブンズ・ドア代表の西原です。
今回はあらためて弊社のことを知ってもらうために、ヘブンズ・ドアが生業とする受付代行についてお話をさせてもらおうと思います。今回はなぜ受付代行というものができたのかの成り立ちについてお話も一緒にさせていただきます。
葬儀における隣組の役割
以前は葬儀も自宅で行われることが通例で、隣組(隣保班)の役割が発揮されていました。内容を簡単に挙げると受付に始まり、会計・台所係・接待係・駐車場係・出棺の手伝いなどです。現在も地域での協力体制が隣組ほか町内会・組内といった呼び名で残っていますし、それら体制や風習は無くなったわけではありません。しかし現在では様々な要因から受付代行へ依頼するという選択肢が増加しました。次項で各種要因につい触れていきます。
隣組(隣保班)の起こり
「昭和 15 年(1940)9 月、内務省により町内会・部落会の整備拡充がはかられると
昭和館 隣組ってなんですか? チラシPDF より引用
ともに、その下位組織として隣組(隣保班)が組織化されました。
隣組は行政の指示により、配給切符の割当や防空活動、資源回収などといった活動
を行い、定期的に「常会」が開かれ組内の意思疎通の機会を設けるなど、戦時体制下
での国民生活の基盤となる活動を行っていました。」
現在の葬儀体系への変化
現在は葬儀社が仲介し、葬儀社の会館で葬儀を執り行うことが主流となっています。自宅での葬儀に比べて葬儀者側で負担できる部分が増えたため、相対的に隣組が請け負っていた手伝いも減ったことがひとつめの要因となります。その他の主たる要因を羅列してみます。
- 隣組(隣保班)の高齢化が進み若い働き手がいない
- 共働きが多く、催事の休暇取得が大変
- 隣組(隣保班)の付合いが希薄になった
- 個人情報の取り扱いが難しくなった
上記要因の多くが時代と環境の変化によって生まれてきたものだと感じられると思います。昨今ではコロナの影響から隣組に依頼しにくい状況であったこともひとつの要因であると言えると思います。こういった背景から葬儀受付を業者に依頼する機会が増加し、弊社も時代のニーズに合わせて尽力しています。
ヘブンズ・ドアの生業について
葬儀体系の変化にあわせて、受付代行というものが作り上げられました。そんな我々のことをあらためて紹介させてもらいます。
我々株式会社ヘブンズ・ドアは「人に寄り添い 人と助け合う いつも人とともにあり続けること」をモットーにしています。急な葬儀の需要に応え、ご家族様・ご親族様の手を煩わせることなく、故人のお見送りに専念して頂けるよう葬儀の受付を代行します。
主に葬儀社からの依頼のもと、受付代行に伺います。受付と並行し、専用のソフトウェアを使って会計・返礼品の管理・葬儀記録書(会葬者情報を纏めたもの)作成をすることで葬儀の一助を担っています。
作成したデータは専用ソフトにより暗号化されており、納品後は全て葬家にお渡しするため、個人情報が流出する心配もありません。葬儀記録書は会葬者のお名前順に並べておりますので、誰が来てくれたかであったり香典が幾らだったかをすぐに閲覧することが可能です。
2000件を超える実績とノウハウを駆使し依頼者様の期待に応えていきます。家族葬から大規模葬まで対応可能です。
ヘブンズ・ドアは今後とも皆様のお力になれるよう邁進してまいります。受付代行や我々についての詳細は以下メインページからご覧ください。その他お問い合わせもお待ちしております。ありがとうございました。
株式会社ヘブンズ・ドア 代表取締役 西原将美